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2019.04.25
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エンジンオイルの役割

エンジンオイルとは、エンジンに使用されている潤滑油で、エンジンオイルが無ければエンジンが壊れてしまい、汚れていればエンジンに負担をかけてしまいます。
また、エンジンオイルはエンジンがかかっている時、常にエンジン内部で循環され、燃焼の熱や空気中の水分、エンジン内部の汚れなどにより、徐々にその性能が劣化し本来の役割を果たせなくなるので定期的な交換が必要になるのです。

 

 

 

エンジン内部では「ピストン」などが1分間に数百~数千回転の高速運動をします。

そのために生じる金属同士の摩擦でエンジンが壊れてしまわないように、エンジンオイルで潤滑する必要があります。

 

エンジン内の気密を保ち、エンジン内部(ピストン)の燃焼によって作られたエネルギーが隙間から逃げてしまわないようにする作用です。
またエンジンが古い場合、この隙間が広い傾向にあります。

その場合には、頻繁に粘度の多い新しいエンジンオイルに交換するなどし、密封効果を維持します。

 

エンジンは燃焼や摩擦によって、とても高温な状態になっています。
エンジンオイルには、これらの熱を吸収して必要以上の加熱を防ぐ作用があります。

 

 

エンジン内部は様々な汚れや金属のカスが発生します。

この汚れが溜まると、エンジンの性能が低下し、エンジンの寿命にも影響することになります。

エンジンオイルには、これらの汚れを吸着・分散する作用があります。

エンジンオイルが黒く汚れていくことは、洗浄作用が正常に行なわれていることの証です。
但し、汚れを取り込む量には限界があるため、一定期間使用したエンジンオイルは交換が必要です。

 

 

エンジン内部の金属の表面に膜を作り、水分等が直接触れないようにして、サビが発生するのを防ぎます。
錆はエンジン性能を低下させるだけでなく、エンジンの寿命を短くする原因の一つにもなるため、錆の発生を予防することはエンジンオイルの重要な役割の一つです。

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